6:
◯河合施設経営課長 小林(た)
委員の日比谷と九段中等、双方でございますけども、もともとは両方とも東京都の物件ということで、都が図面等あるものはということで引き継いでやりまして、それに基づきまして今回改修工事を行ったんですけども、現場へ入りましたら、例えば天井をはがしたり、壁をはがしたり、床をはがしたりというときに、例えば壁をはがしたときに、図面上そこに壁があったとかなかったということが現場とちょっと相違が出たりしたり、あと、天井をはがして、窓とかの開口部があったりして、開口部の大きさが図面と実際の現場が違ったとか、そういうところの補修が出てきたということが、今おっしゃった事前の参考図書と違っていたというような点が大きなものでございます。
7:
◯戸張委員長 ということは、今、小林(た)
委員が言った、当時の積算したときの図面というのは用意できないという解釈でよろしいわけ。それがないと、本番の審議のときに質問をしづらいという言い方なんだけども。今、中身に入っていると──もう課長の答弁はある程度中身のことに入っているから。小林(た)
委員の質問はそうじゃなくて、本番の審議のときの参考になるように、以前はこういう図面に基づいてこういう予算ができたんだということがわからないと質問しにくいという話なの。だから、それは、そのときの図面はありませんなら、ありませんでいいんだよ。
8:
◯河合施設経営課長 ああ。えーと……
9:
◯戸張委員長 中身のさ、今言った中身のこととかやってみたらというのは、審査に入っちゃっている内容になるからさ。次回の定例会のときには……
10:
◯小林たかや
委員 本番のときは準備いただけるの。(
発言する者あり)
11:
◯戸張委員長 そう。あるのかないのかでいいの。
12:
◯小林たかや
委員 どういうもの、だから、どういうものが、東京都から来たときに──審査したくないというのでするわけじゃないので──どういうものをもらったのかというのが見たいわけだよね。
13:
◯河合施設経営課長 ああ、こうやってですか。
14:
◯小林たかや
委員 そうそうそうそう。こういうものです。で、例えばこれがないんです。だって、審議するのに、言葉だけで、あなたが言った言葉だけで、ふーん、そうですかとなるの。ことになるわけだよね。例えば、実際はここのところがなかったんですとか、写真か何かが出てくるのかね。あ、そうだとわかるけど、それを言葉でずっとやりとりしていたら、それが正しいのかどうかってわからないから、そういうのがあれば用意していただけませんとか、あるんですかという。
15:
◯河合施設経営課長 東京都から来ているものというのはございます。それはちょっと紙になっているか×××で来ているか、ちょっと確認しますけど、そういうものはございます。ええ。
16:
◯小林たかや
委員 じゃあ、持ってこれるんですかと言ったの。
17:
◯河合施設経営課長 ああ、ここにこうやって、あれば。
18:
◯小林たかや
委員 そうです。
19:
◯河合施設経営課長 そういうのは持ってくるのは可能ですけども。
20:
◯戸張委員長 それは
委員会審議の中に資料として配付できるものなの。
21:
◯河合施設経営課長 いや……
22:
◯戸張委員長 できないなら、できないでいいんですよ。
23:
◯河合施設経営課長 それはちょっと難しいかと思いますけど。ええ。こんな図面なので、ちょっと難しい……
24:
◯小枝副
委員長 きょうは頭出しだから。
25:
◯小林たかや
委員 頭出し。
26:
◯小枝副
委員長 ここで。
27: ◯小林やすお
委員 ここで審議して、やっていったら。
28: ◯嶋崎
委員 ここでだろう。
29: ◯渡辺政策経営部長 専決処分させていただいたという……
30:
◯小枝副
委員長 専決はここの報告で終わり。
31: ◯渡辺政策経営部長 そうです。
32:
◯小枝副
委員長 それは×××できない。本会議でも。
33: ◯渡辺政策経営部長 本会議でもちろん報告しますけども。
34: ◯嶋崎
委員 それで終わっちゃうわけだ。
(
発言する者あり)
35:
◯戸張委員長 議案じゃないよ。
36:
◯小林たかや
委員 議案で出てくるんじゃないの。
37:
◯戸張委員長 議案じゃないんだよ。
(
発言する者あり)
38: ◯渡辺政策経営部長 報告案件。
39: ◯嶋崎
委員 だから、専決でやっているから、報告の案件だということだろう。
40:
◯小枝副
委員長 両方とも5%以下だから、専決処分。
41:
◯戸張委員長 そう。報告事項なの。これは議案じゃないんだよ。契約変更だから。
42:
◯小林たかや
委員 議案で出すというふうに。
43:
◯小枝副
委員長 頭出し。
44:
◯小林たかや
委員 ねえ。今、議案だよと、
委員長は言ったじゃない。
45: ◯嶋崎
委員 そんなわけない。
46:
◯戸張委員長 ちょっと、それ、僕はちょっと少しその辺は訂正するけど、議案も含めて……
47:
◯小林たかや
委員 じゃあ、質疑。質疑というか質問。
そうすると、そのものがあって、ここ、これはこうですと出さないとさ、報告でも。わかりたいよね。全部印刷してこいというんじゃなくて、この部分は、図面をもらったときには、引き継ぎ図面をもらったときには、なかったんですよと。でも、この部分を実際引っぱがしたら配管があったんですよ、だから配管があるのになかったんですよ、そこをやりましたとか言ってくれないとさ、この数字だけで、はいはいって、ああそれは変更でしたねと聞くのは、そういう説明はなさらないのですか。これは質問です。
48:
◯河合施設経営課長 都から来ている図で、もちろん参考図という形で来ていますので、それを見てという中では、設計をやったので、そこが、ここがというのは、時間をかけて……
49:
◯小林たかや
委員 だって、そうやってやったんでしょ。
50:
◯河合施設経営課長 現場でこうやってやって、現場で施工図を起こしたり何かしてやっていくときに、都のやつと、あけてみたら、ここは相違していましたねとかというところを確認しながら、そういう工事の費用を追加しているというのは現場ではやっていますけど、そこをどこがって、あれだけの図面を出してというのは、
委員会の資料に加工しろというのは結構厳しいかなと思いますけども。
51:
◯小林たかや
委員 いや、だから……
52:
◯戸張委員長 小林(た)
委員ね、今の話を聞いていると、これは専決処分、5%以内で専決処分という扱いだから、今の小林(た)
委員が求めているような資料は出ないですよ。だから、あくまで口頭で言ってもらうしかないですよ、本番の審議のときには。
53:
◯小林たかや
委員 本番って、これが終わったって。
(
発言する者あり)
54:
◯小林たかや
委員 今で終わりだよ。
(
発言する者あり)
55:
◯戸張委員長 あなた、改めて定例会で言うでしょ、当然。
56:
◯小枝副
委員長 本会議で。
57:
◯小林たかや
委員 本会議場で報告する。
58:
◯戸張委員長 あ、本会議場。そうだ、そうだ。
59:
◯小林たかや
委員 審議はしないもの。
60:
◯戸張委員長 そうだ、そうだ。
61:
◯小林たかや
委員 ここで。
62:
◯小枝副
委員長 つまり、私もこの件は、2度目の変更であるということもあるし、そうでなかったとしても、別にこんなに書面を出せということではなくて、フロア1階分、2階分、3階分って、みんなとっていけば、A3の1枚に張りつければ終わるぐらいの──それで、こういう部分が当初はこういうもくろみでいたけれども、それがだめで、2度目のときにはこれが出たからこうやって、今回はここの壁の部分がこういう不具合があったので、さらに5%以内の増額をしましたというようなことがなかったら、私たち、それも何もなくて、数字だけ見て、はあっ、と言って、ざるじゃないですけれども、それこそ四の五の言ってももう何も言えないわけだけれども、説明の責任の中には、それなりの工事なんだから、絵的なものがあって、ここの部分のこういう想像ができるような説明資料というのがまずあって。でなければ、それはやっぱり、何を判断するのということになりますよね。
それに、当初、本来ならば、契約価格というのは、予定価格があって、その中で入札をして価格を決めているわけですよね。変更するのが最近は当然のようになってきていて。だったら、最初から入札の段階で低目に設定しておいて、いやあ、はがしてみたらこれがありましたと、後で5%ずつ2回増額したら、
議会抜きで幾らでも増額できるじゃないですか。そういうふうなことはないと、信頼関係のもとに信用はしますが、だからといって、何も見ないで、そうですかと言うわけにはいかないということもおわかりになりませんか。
63:
◯河合施設経営課長 今回の2件につきましては、既存の建物の改修という話がまずありますので、副
委員長おっしゃるように、幾らでとったんだからその後増額出てくるねという話はあるんですけども、現場で見られない、入らないと、壊してみないとわからない部分というのがあろうかと思いますので、そういう面というので、増額というのは、当初それでとったんだから、その中で全部やれというのは、ちょっと、それは業者としても難しいかなと私は思っております。
そういう中で、今回……
64:
◯小枝副
委員長 やれって、言っていないじゃん。
65:
◯河合施設経営課長 そういうのは難しいと、それは思います。はい。
66:
◯小林たかや
委員 そうしたら、日比谷の、例えば改修工事で3,700万余のものが増額されたわけでしょ。
67:
◯河合施設経営課長 はい。
68:
◯小林たかや
委員 ねえ。まあ、3,700万の買い物をしたわけだ。改修工事がふえたよね、その部分。
69:
◯河合施設経営課長 はい。
70:
◯小林たかや
委員 そうすると、例えば一番初めの──今、確認したいのは、いい加減のでも何でもいいんだけど、どういうものがあってそういうことが起きてくるのかなというのを知りたいから、具体的に示してくださいねと言っているわけだ。あなたのお言葉だけではイメージができないので、そういう図面、こういう図面があって、仮に、そうしたらここのところの3,700万円に値するのかどうかすらわからないね。だけど、専決だから、5%だから、やっちゃいましたと。それなら
議会に言わなくたっていいので、報告しますと。だけど報告されたのは数字だけだから、そこのところは入って──あなた、もし、これ、役所じゃなくて、普通の民間のところで自分が施主だったら、そんな報告を受けて、どこをやったのと、おれは見に行くけどさ。写真ぐらい撮ってこいよと言うよね。どこを直したのか。そういうものはないんですかと言っているの。
71:
◯河合施設経営課長 今の小林(た)
委員のご指摘、写真等はないんですかという話であれば、写真等はもちろん撮ってありますので、そういうのはできます。はい。現場のほうでそういうものはちゃんと毎月報告を受けていますし、その中で、現場のそういうところの写真は撮ってありますから……
72:
◯小林たかや
委員 だから、これがこう変わったとかさ。
73:
◯河合施設経営課長 写真で、ここはこうなっていたと、例えば先ほどの話ですけど、例えばコンクリートが剥落していたという、そういう部分の写真とかという話は、それはもちろん撮ってありますから、そういうものは、こういう場所がありましたということで撮ってあるやつをお見せするという話は、それは可能だと思います。
74:
◯小枝副
委員長 でも、そんなのは、最初からわかっているじゃん、写真じゃなくたって。
75:
◯小林たかや
委員 それと、現物の……
76:
◯小枝副
委員長 じゃあ、私が、はい、質問します。
予定価格というのは、それぞれ、そもそも幾らだったんですか。
77:
◯戸張委員長 すぐわかる。
78:
◯下村契約担当課長 日比谷図書館改修工事につきましては、予定価格は、消費税を含む金額でございますが、10億4,254万5,000円です。
79:
◯小枝副
委員長 10億4,000……。
80:
◯下村契約担当課長 あ、改修工事でございますね。
81:
◯小枝副
委員長 改修工事。はい。
給排水は。まあ、以内で。以内ではある。
82:
◯下村契約担当課長 すみません、ちょっと給排水のところが手元になくて、一番大きな改修工事のみでしかないです。
83:
◯戸張委員長 ないの、今。
84:
◯下村契約担当課長 ええ。
85:
◯小枝副
委員長 九段中は。
86:
◯下村契約担当課長 九段のほうは、一番メーンだと──改修工事でございますけれども、6億8,838万円でございます。
87:
◯小枝副
委員長 6億8,000……
88: ◯……
委員 6億何ぼ。
89:
◯下村契約担当課長 6億8,838万円です。
90:
◯小枝副
委員長 さかのぼって、この10億4,000万円の予定価格以内で今回の最終金額10億122万、この金額、まあ、これはアスベストが入っているから比較はできないんだけどね。入札という制度の中で、事後的なこういう契約変更というものでの加算は、一定程度限られたルールの中で認められているものだと思うんですよ。そうでなければ、当初の入札時に低目に入れておいて、後で増額を申し出て、それも複数回できるんであれば、幾らでも当初金額は低目に出して、仕事だけいただいた上でさらに増額していくということが可能になるということにはなっていないはずなので、どういうことによってそういうことができないようになっているというふうに理解すればいいんですか。
91:
◯下村契約担当課長 契約変更につきましては、区役所が、それから工事を請け負っている側がありますので、そこで協議して、妥当なところで一致したところで契約変更というものが行われるものでございまして、特に業者が何か一方的にということではございません。その前に協議が必ずあるということでございます。
92:
◯小枝副
委員長 だれが。
93:
◯下村契約担当課長 甲と乙ですから、千代田区と、それから、この場合は区長ですから、区長とそれから相手の会社とになります。代表者の間の協議ということになります。
94:
◯戸張委員長 ということだそうです。
副
委員長。
95:
◯小枝副
委員長 そんな、そんな形式的なことを言われても、区長が見に行くわけないわけだから、どういう専門家が現場に見に行って、確かに当初想定できなかった事態で、これだけの増額をしないと損失を与えてしまうなという判断を厳しくできるのか。
96:
◯河合施設経営課長 委員長、いいですか。
97:
◯小枝副
委員長 まあ、河合さんのところなんだろうとは思いますけど。
98:
◯河合施設経営課長 ええ。私の──すみません、よろしいでしょうか。施設経営課の職員はもちろんなんですけども、それと工事管理という形での委託、これは第三者の設計事務所に頼んでおりますので、そのあたりで、実際の工事が追加工事で認められるかどうか、適正な単価かどうかという形をチェックさせて、そして、うちの区の職員と精査していく中で、第三者のゼネコンとやっていって決めていくという話ですから、向こうのゼネコンがくれ、くれと言ったって、そんなものは認めないというのはもちろんありますし、その中で専門家という中では、設計監理者がいますので、その中で決めているというのが……
99:
◯小枝副
委員長 設計監理者というのは、だれになるわけですか。
100:
◯河合施設経営課長 設計事務所になります、基本的には。ですから、ゼネコンの工事をやる人とは別個です。第三者になります。
101:
◯戸張委員長 設計監理だよね。
102:
◯河合施設経営課長 設計監理。
103:
◯小枝副
委員長 この場合は、設計監理者はどなたなんですか。日比谷図書館と九段中と、それぞれ。
104:
◯戸張委員長 わかる。
105:
◯河合施設経営課長 日比谷図書館が保坂事務所だったと思います。九段が──ちょっと待ってください、すみません。すみません。基本的には、今回の場合、改修設計をやったところが基本的には受けております。ちょっとお時間をいただければ調べられます、設計監理者。はい。
106:
◯小枝副
委員長 姿勢の問題として言っているわけなんですけど、何かやっぱり、議決が要らないとなると、若干説明責任もはしょるし、安易な姿勢になっているのではないかということなんですよ。じゃあ、管理者たる設計者とこの改修工事を担っている方が意を通じれば、こういった請求ができるのであれば、割とそれって、いかようにでもできると私は思いますよ。だって、何が地下から出てきたって、幾らだって言えますもの。
107:
◯河合施設経営課長 委員長、よろしいでしょうか。
108:
◯戸張委員長 あのさ、要するに──まあ、言い方は悪いけども疑ってかかっているわけだから、それに対してきちっと答弁してくださいよ。
109:
◯河合施設経営課長 大規模改修という形になりますと、基本的にはうちの職員が毎週1回、定例会で、ゼネコンまた設計事務所と打ち合わせし、現場の確認も行っております。ですから、今、副
委員長がご心配の点のような、ゼネコンと設計監理者だけで決めちゃうとか、その分追加しようというわけには、基本的にはなっておりません。ですから、うちの職員が確認し、また、設計事務所がこうやってゼネコンと話しただけでも、うちのほうでそこは違うだろうという話で、そういうものは精査する中で決めておりますので、過大に増額しているというふうには考えてございません。
110:
◯戸張委員長 そんな安易なことはやっていないということですね。
111:
◯河合施設経営課長 はい。
112:
◯小枝副
委員長 疑っているとかじゃなくて、何でもいいというわけにいかないということなんです。
じゃあ、5%以内ということですけど、何%なんですか。今回の契約変更はそれぞれ何%なんですか。
113:
◯河合施設経営課長 全体で言いますと、日比谷図書館が2.79%、九段中等が4.24%です。
114:
◯戸張委員長 4.24。
115:
◯河合施設経営課長 はい。
116:
◯小枝副
委員長 この金額は、事業者のほうから申請されたとおりなんですか。あるいは、交渉の結果、減額をしたり、いや、もうちょっとこういう何か交渉、ここのところをもっと逆に丁寧にやってくれというようなことになったり、そういうふうなやりとりがあるんですか。
117:
◯河合施設経営課長 この金額に至るまでは、現場の確認、単価の確認、それはもう三者協議、もしくは途中では、区のほうと設計監理のほうとやり合って、最終的に決めておりますので、先ほどもちょっと申し上げましたけど、区もしくは設計事務所で認められないというケースはもちろんございます。そういう中で、最終的に合意した金額ということになります。ですから、ゼネコンが言ったままでという形ではなっておりません。
118:
◯小枝副
委員長 あまり言うと性格が悪いと言われるかもしれないけど、例えば5%以上になりがちな金額が出てきた場合、いやそれはもう少しこの辺にして、というふうな話にはしませんか。
119:
◯河合施設経営課長 何%というのは、専決5%ありますけども、中身のほうでやっていって精査していくという形ですから、区としては余計な経費を支出しないという形でやっていることでございます。
120:
◯小枝副
委員長 だから、何で最初の工事はちゃんと
議会の議決にしているのに、制度上、専決だからということはあるけれども──もう契約しちゃっているわけでしょ、これ、専決というんだから。でも、先にこれこれこういう事態が発生しているので、増額になるような状況ですというようなことが出てこずに、終わった結果だけ報告されるということになるのか、それが理解できないですね。もう、こういうふうな増額しなければならない状況というのは、多分、もう何カ月も前にわかっていたはずですよね。そういうときに、こういった
委員会の席上で、いつ幾日もう契約いただいている何々の工事の案件に関しましては、こういった事態が発生しているので増額のさらに契約をしなければならないという見通しになっていますというようなことが、プロセスとしてはあるのが普通じゃないかというふうに思いますよね。それで、しかももう、いや法律的には条例的には金額がこうですからもう決めました、本会議場で一言言えば終わりですという、それがいい関係なのかなというふうに思いますけどね。
121:
◯戸張委員長 制度上、今、それ以上言っても無理だよ、副
委員長。それが一つの制度になっているわけだから。
122:
◯小枝副
委員長 いや、そんなこと言ったら。こういう状況が発生したときの──これにかかわらず、すべてそういうことが発生するわけだから。保健所のときだって、大いにもめたわけじゃないですか、あれだけ。
123:
◯戸張委員長 今の副
委員長の質問に答弁できる。してください。
124:
◯小枝副
委員長 麹町中学校でももめたし。
125:
◯戸張委員長 まあ、施設経営課長のほうは、三者、区と管理会社とゼネコンとでしっかりやって、区に損害を与えないようにやっていると言っているけど、まだ解決していないんだよ。
126:
◯下村契約担当課長 5%以内ということで、専決処分ですね、
議会のほうで認めていただいておりますので、我々は契約担当者でございますけれども、手続といたしましては、課から上がってきたものを契約変更、中身を見まして変更するということで、意思決定をしていくということでございまして、それで、先ほど報告だけということでございましたけれども、専決として認めていただいたものについては、報告だけでいいというのが通説でございまして、承認はいただかなくていいということでございますので、私たちとしても、その辺の中身は、専決ということで認めていただいているものでございますので、中身は十分に精査して、きちんとやった上で決定をさせていただいているところでございます。
127:
◯小枝副
委員長 もう、今の答弁、全然矛盾していて、この事態が発生したときに、あ、これは専決で済む範囲だなんていうのがわかるわけがないわけですよ。工事をやっていて、先方からこういう事態が生じていますというふうなのが来た段階で、幾らになるかわからないわけじゃないですか。それを逆に言うと、専決で済むことだから報告しないで事後にしましたということは、先ほど私が言ったように最初からそういうふうな意思が働くようなやり方をしたんですかということになってしまうので、幾らの金額になろうが、一たん議決した案件がさらに増額の予算を組まなければならない場合については、一定程度その事態が発生したときに
委員会に報告するということは、
委員長としても、その他事項としてもあってもいいんじゃないですかというふうに、
委員長のほうから言われてもいいんじゃないかと私は思いますけれども。
128:
◯戸張委員長 いや、それは違うんだよ。
ちょっと休憩します。
午後1時57分休憩
午後2時00分再開
129:
◯戸張委員長 再開します。
130: ◯嶋崎
委員 そのやりとり、ずっと聞いていたんだけど、確かにこの追加というのはあり得る話だと思うんだよ。ただ、さっき冒頭で、今回は東京都の建物だからという話があったでしょ。だけど、これ、東京都の建物だからこういう追加があったんじゃないと思うんだよ。ね。そこはちゃんと認識を一つにしておかないと、これはやっていくうちに、いろいろと、さっき小枝副
委員長も言っていたけど、麹町中学校しかり、保健所しかり、あるわけだから。そこはきちっと、それは執行機関のほうで整理はして言ってもらわないと、今回は東京都の部分ですからと言うと、これはちょっとまた、
委員長も整理しづらくなるよ。そこはちょっと整理してください。
131:
◯河合施設経営課長 ちょっと、私の説明が悪くて、ちょっと、東京都からこうあったということを言いたかったわけじゃなくて、今回は東京都だったということは、そういうようにとられるような説明で、申しわけございませんでした。基本的には、どんな建物であっても、図面と現場へ入ったときというのは、こういうことで追加が出るということはあるということで、ちょっと私が、先ほど説明するときに申しわけございませんでした。
132:
◯戸張委員長 はい。この件に関しては、契約ということで企画のほうでも報告していただいていますけども、所管のほうで、所管の
委員会で当然報告しているだろうけども、一応変更があった場合は私のほうにも逐次連絡してください。正副含めて、どういうふうにやっていくかということも
議会側としても考えたいと思うので、今後そういう面で形にしていただけますか。よろしいですか。
133:
◯小林たかや
委員 ちょっと、先ほどとめちゃって、どうなるかわかっていないんですけど、次回で結構ですから、先ほど東京都ということだからというのもひっかかるんだけど、東京都がくれたときに、どういう──いい加減なものだったのかもしれないという疑義もあるので、どういうものを、九段も、両方とも東京都から譲り受けたものですよね、だから、どういう、譲り受けたとき、その図面がどんなものだったのか。それから、言った写真がありますよ、出せますよと言ったのなら、次回出していただけないでしょうかね。それから、見せていただけないでしょうかね。
134:
◯河合施設経営課長 ええ。今、小林(た)
委員の要求されましたものは、調べまして、出せるものは出していきたいと思います。
135:
◯戸張委員長 はい。
木村
委員。
136: ◯木村
委員 これは日比谷図書館も九段高校も、都からもらったものですよね。この日比谷図書館の、ちょっと契約変更理由を一つの材料として伺いたいんですけれども、吹きつけアスベスト含有材の除去工事に伴うと。これが一つ、変更理由になっております。これはアスベストが使われているという話は、移管されるときに都から話があったのかどうか。もしくは、そういう話はあったけれども、言われていた以上にアスベストが使われていたのか。その点、ご説明いただけますか。
137:
◯河合施設経営課長 木村
委員が今おっしゃったとおりの後段でございますけども、アスベストは基本的には全部除去されているということで引き受けましたけども、その後、天井裏をはがしてみたら残っていたという形で、前回、昨年ですか、アスベスト除去工事ということで議決いただいて、追加したという状況でございます。
138: ◯木村
委員 そうしますと、移管のときの説明と実際は違っていたということなので、全体として、契約変更に伴い、当初の予定よりも追加支出をされているわけなので、その辺の財源の裏づけとして、当然、東京都も一定の責任分担があっていいんじゃないかと思うんだけども、その辺は何か東京都との協議はございましたでしょうか。
139:
◯河合施設経営課長 アスベストが出た段階で、所管のほうで都のほうと協議いたしまして、それについての経費については、東京のほうで見るというふうに聞いております。
140: ◯木村
委員 それから、図面との違いということなんですけれども、これも今度、小林(た)
委員の質疑でわかると思うんだけども、これが事実としたら相当いい加減で。いや、都がですよ。その辺については、今後も、いわゆる財源的な問題として、都との協議というのは済んでいるのか、予定しているのか、あるのか、ないのか、いかがなんでしょうか。
141:
◯河合施設経営課長 そのあたりにつきましても、所管のほうでは、都のほうとは話しているとは聞いております。ただ、それが最終的にどういう形でという、どこまでの財源でという話のときには、ちょっとそこまで、どうなっているかというのはちょっと把握していないんですけど、このあたり、もともとのところですから、都のほうのもともと負担するべきだということで話しているとは聞いております。
142:
◯戸張委員長 いいですか。
143: ◯木村
委員 はい。
144:
◯戸張委員長 この件、ほかによろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
145:
◯戸張委員長 はい。それでは、2番、物品の購入について、説明をお願いいたします。
146:
◯下村契約担当課長 物品の購入につきまして、お手元の政策経営部資料2に基づきまして説明させていただきます。
議決をいただく必要のあります予定価格2,000万円以上の物品の購入を、2件予定しております。
1件目は、現在、改築工事中の麹町中学校の給食調理のための備品92点でございます。8月3日に公募制指名競争入札が終了しておりまして、仮契約の契約金は4,357万5,000円でございます。
2件目は、災害対策用物資として、毛布1万枚の購入でございます。9月8日に公募制指名競争入札が終了しておりまして、仮契約の契約金額は3,885万円でございます。
第3回定例会におきまして議案として提出させていただき、入札の状況等を含めまして説明させていただき、ご審議をいただく予定でございますので、よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
147:
◯戸張委員長 はい。先ほどのは報告案件ですけど、今度のは議案です。
説明いただきましたけども、基本的な質疑等がありましたら。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
148:
◯戸張委員長 よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
149:
◯戸張委員長 はい。
それでは、まちづくり推進部、これも議案案件ですね、内神田一丁目及び二丁目地区の地区計画について、説明をお願いいたします。
150: ◯小川建築指導課長 まちづくり推進部の資料1に基づきまして、ご報告をさせていただきます。内神田一丁目及び二丁目地区の地区計画についてでございます。
これは、本内神田一丁目・二丁目の2地区につきまして、地区計画を策定するということでございます。
まず地区、場所でございますけれども、地区として図がついてございますけれども、神田駅西側それから本郷通りの東側に挟まれました、内神田一丁目地区それから内神田二丁目地区の2地区が対象でございます。それぞれ6.8ヘクタール、5.4ヘクタールという形の地区になってございます。
こちらの地区の地区計画の取り組みといたしましては、意見交換会のほか、都市計画の手続といたしまして、都市計画審議会への報告、それから素案、それから公告・縦覧等の手続を経て、7月7日、都市計画審議会の付議、都市計画決定の答申を得るに至っております。
また、この本2件につきましては、本年6月20日の当
委員会におきまして、内神田一丁目地区・内神田二丁目地区の地区計画ということでご報告をさせていただいておるところでございます。その後、先ほど申しましたように都市計画審議会での都市計画決定の答申をちょうだいしたことに伴いまして、新たに決定をされました地区整備計画区域における建築の条例化につきまして、次の
委員会でご審議をいただきたいという形でお願いをしようとしているところでございます。
説明は以上でございます。
151:
◯戸張委員長 説明をいただきました。当
委員会でも一度これはやっておりますけども、都市計画審議会を経て、3定に条例として提出するということです。
特段、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
152:
◯戸張委員長 はい。
それでは、その他に入ります。その他。
153: ◯濱本副参事(特命担当) 秋葉原地域のまちづくりに関連しまして、1点、口頭にてご報告させていただきます。
大山副区長の退任に伴いまして、9月12日の秋葉原タウンマネジメントの取締役におきまして、前副区長が代表取締役を辞任いたしました。また、同取締役会にて、後任の選任についての協議がなされ、残った取締役の中から小暮敞士TMO取締役を代表取締役とすることが決定されましたので、ご報告を申し上げます。
以上でございます。
154:
◯戸張委員長 はい。
TMOの代表取締役が、取締役会において小暮さんに代表が決定したということです。
よろしいですか。これは報告ですよね。(
発言する者あり)取締役会の決定ですからね。(
発言する者あり)
それから、もう一点ですけども、今日、前回質問された鳥海
委員が欠席でございますので、副区長の件で、前回の
委員会で、議長にはどういう知らせがあったんですかと、何もございませんということで、その後ちょっと進展があったようなので、議長のほうから。
155: ◯小林やすお議長 はい。9月2日の当
委員会での質疑を受けた形で、それは金曜日だったんですけど、土日を挟んで月曜日、5日に、区長が議長室に来られまして、大山副区長には、8月31日をもって、後進に道を譲るべく退職を促したということであります。そして、9月1日からは、大山副区長は登庁していないという報告がございました。
156:
◯戸張委員長 はい。ありがとうございました。
この件に関しましては、前回、政策経営部長のほうで、きょうはちょっと持ち帰らせていただくということもあって、また、質問者本人、鳥海
委員もいないので、また別のこの
委員会の中で、その件は諮りたいと思います。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
157:
◯戸張委員長 はい。
ほかにその他、
委員の方ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
副
委員長。
158:
◯小枝副
委員長 今の件にもかかわるんですけれども、副区長が対外的についているポストというのは、このアキバのTMOだけなのか。それから、庁内のさまざまな会議で座長を務めているんですよね。そういった会議というのは、どういうものがあるのか。これは資料として一たん整理して出していただきたいんですけれども。あと、それをどういうふうに補完していく体制になっていくのかということも出していただきたいんですけれども。
159: ◯須田総務職員課長 退職されるに当たって、一応、
一覧表をつくりました。それで、各部に確認をしてもらっておりまして、その件につきましては各部で今対応をしているというふうに考えております。資料が必要とあらば、提出いたします。
160:
◯戸張委員長 今、副
委員長の言った資料は用意できるということですね。
161: ◯須田総務職員課長 はい。
162:
◯戸張委員長 はい。お願いします。
ほかに。よろしいですか。